物理 ③
今回は、運動方程式について説明していきます。
運動方程式とは、質量をm、加速度をa、力をFとしたとき成り立つ
ma=F
という関係式のことです。
登場する文字を見てもらえれば分かると思いますが、運動方程式とは質量(感覚的には重さで大体OK)と加速度と力の関係を示したものになります。
質量はモノの動かしにくさ、加速度は速度の変化を表しています。直感的に質量が大きい、つまりモノを動かしにくいならばより大きな力が必要になりますし、速度をグングン上げたいときにもより力がいることはわかると思います。具体例でいえば、より重たいダンベルを持ちあげるには腕の筋肉による、より大きな力を必要としますし、速く走るには足の筋肉による地面を強くける力が必要、といった感じでしょうか、
このことをふまえてもう一度運動方程式を眺めてみます。
ma=F
この式から質量mが5倍になると力Fも5倍に、加速度aが2倍になると力Fも2倍になることが分かります。
つまり、この式は先ほど考えてもらったような直感的なイメージとも矛盾しない理解しやすい関係式なのです。
この運動方程式は物体の運動の基本的な部分であり、物理の問題を解く上でとても大事になるので、式の簡単なイメージと共に覚えて頂ければと思います。
今回はここまでです。お疲れ様でした。
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