物理 ①
古典力学ではとても多くの”素朴な”素粒子の運動が自然現象として観測されます。
これらの運動は粒子同士の作用により変化していくのではないか、、、
そう考えると粒子の運動は空間的、時間的に局所的に決定していくと考えられます。
例えば、私がボールを蹴って前にとばします。このボールが前にとんだのは私がさっきボールを蹴ったからです。無限にはなれた星が爆発したことや先日私がカレーを食べたことがボールが前に飛ぶという運動を直接決定しているとは考えないですよね??
粒子の運動を知るためには空間的、時間的に局所的に見ることが必要であることはもう理解して頂いたとは思いますが、そのときに必要になるのが微分と積分という考え方なんです。
細かい説明は省かせて頂きますが、微分も積分も細かく分けて局所的に考えることが中心になっています。
個人的なイメージを言わせてもらうと、微分は平面に描かれた線(特に曲線)の局所的な傾きを求めるために、積分は運動を時間ごとに細かく分けてその瞬間その瞬間の運動を足し合わせることで全体的な運動を求めるために使用する感じです。
今はとても難しく感じるかもしれませんが、問題をこなしていく中で最終的には微分や積分を単なる計算として扱うことができるようになると思いますので、細かい原理などはおさえられなくても全然気になさらずに前にお進みください。
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